zawazawa雑記

SXSW参加報告!〜展示・ブース編〜

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この記事ではSXSW関連の展示・ブースを紹介していきます。

TradeShow

  • Japanブース

J-startupも入ってる日本ブースが周りと比べて盛況だった模様。特に電通ブースがひときわ目を引いていて、4つの展示どれも独特で新しい概念を見た気がした。特に寿司のやつとハンコのやつがおもしろくて、自分の顔が掘られたマイハンコを持ち帰らせてもらった。

Todai to Texasプログラムでは同年代の人がSession登壇や展示をしていて、焦りというか刺激を受けた。自分も頑張らなくては...

Time Machineは体験できずじまい…日本でも展示の予定がないそう。後日Awardも取っていたということも聞き、余計と悔しい。やらかした感がある。

Virtual Cinema

VRの動画作品を中心に約20作品が展示されていた。体験するためには開場1時間前から並んでおくのが吉。開場されたら作品ごとに列が形成されるスタイルで全部を回ろうとするのは、個人的に結構厳しいなと思った。中には事前に予約して整理券的なシステムを取ってるものもあったみたいなので、係員に聞いてみるのが良い。

Film

昔のフィルムが発掘されたとかで作成された実写ドキュメンタリー。ZAQH Theaterという少し外れたところまでシャトルバスで行き、道中ラーメンを食べた。うまかった。

Music

  • 6th Street

土日の渋谷くらいの人混みで、通りが4ブロックぐらいに渡って封鎖される。どこもかしこもバンドミュージックが流れみんな騒いでる。入った店でお酒を注文したら$10以上じゃないとカード使えないよと言われ、唯一現金を要求された場面。

Gaming Expo

子供も多く、オタクめいた人が多くなった印象。MAREというゲームに一目惚れして、2019Autumnに買おうと決めた。一人の体験時間が長く、クリアするのに10~20分かかるもので、回転率が悪かった。自分が行った時は前に誰も並んでなかったので運が良かった。

企業ブース

匂いのVRを体験した。テトリスエフェクトのブロックが消える時に瞬間的に匂いが排出される。オンとオフの切り替えがしっかりしてて、残り香があるみたいなことはなかった。 入口のロボットについて、どうやら互いにしかわからない言語で会話してるらしく、人間には理解できないらしい。という背景を聞いて見てみると、なるほどたしかに何かしら交信してる宇宙人のようにも見えてきた。 AI作曲について、音楽のメロディ部分を生成してたのだが、設定する音価によって生成されるメロディもだいぶ様変わりしておもしろかった。ただjpopをinputにして学習してるため日本人にはウケるがフランス人なんかには受けないみたいな話を聞いて、なるほどと思った。 影のやつは、おもしろかったが1人でもっとゆっくり吟味したかった。

8kシアター

中の展示が面白かった。 dellがいかにしてPCをリサイクルし、新しい製品に還元しているかみたいな話をVRゲームチックにしているコンテンツがあり、あまり面白くはなかったが会社の事業活動をこのような VRコンテンツにすることで印象に残せると感じた。

Alienwareブースに入れ替えになってから遊びに行った時は、自分がゲーマーだったらすごい楽しそうだなと感じた。

  • The New Japan Island

落合さん監督というだけあって空間演出とかが凝ってた。ピッチを行う人が真ん中のこたつにすわって話すのが新しい。

FlatStock

良かった!!Tシャツとシールを買っちゃった。やはりブースを出している人の人種がどうも違ってみえるというか、いかつめな人が多かった。(墨入れてる率が半端なく高い)

Session

結論:あまり面白くなかった。

全部で4つほどセッションを見たが、どれもパネルディスカッション形式で各人の思いを述べているだけのものが多かった。元来自分は人の話をずっと聞いているのが辛いのでせめてスライドとかは用意して動かして見せて欲しかった。

その中でも割と参考になる会話がいくつかあったので超抜粋して記述すると、

  • 面白い没入コンテンツをつくるには、どのようにそのコンテンツが消費されるかを想像するのが大事。hmdなのかタブレットか、操作はマウスなのかコントローラなのか、見てる人がどんな人なのかを想像する。
  • どうして今のvr体験は屋内にとどまっていると思う?
    • いろんな素晴らしい体験が部屋の中でできちゃうから。
    • 屋外で行うには何かしらの理由がいる。部屋の中でできるのが手軽。
  • ディズニーがどのように没入体験をユーザーに提供しているかはとても参考になる。

その他

  • UNESCO Media Arts

メディアアートの作品6つくらいの展示。自分が行った時はうち1作品がwipで見れなかった。葉っぱのやつ、AR絵画、顔のやつがおもろくて、自分が作品作るときにも参考にしようと思った。