zawazawa雑記

メルカリSummer Internship 2018に参加してみた

長いことブログの更新をしていませんでした。というのもこの1ヶ月間、とてもありがたいことに株式会社メルカリのサマーインターン (詳細) に参加していました。この記事ではその経験をつらつら書いていきたいと思います。

今後メルカリで働きたい、雰囲気を知りたい、インターンで何をやっていたか気になる、という人たちにとって有益なものとなれば幸いです。

こんな感じの内容を書きます。

成果物に関しては別の記事で書くことにします。

メルカリに入ってみて

レベルが高い

まずこの一言につきます。会社のValueの一つとしても掲げられているように、皆さん「Be Professional」の意識が高い。個人的に結構びっくりしたことがあって、それは入社オリエンの時に言われた一言。

「Bottomに合わせない。必要な情報は自分で取ってくる。」

これを言える、言ってのけてしまうあたり最初はちょっとビビりました。なんか久しぶりのビシビシした空気を感じました。 もちろんインターン生に対しても求められるレベルは高く、「成果出してね笑」とも言われました(もらえる日給を考えれば至極当たり前・これを言われて俄然やる気出た)。

情報が転がってる

次にこれに驚きました。本当に情報が転がってるんです。技術的な話ではありません(技術的に足りない部分はネットなり本なり読んでください、それぐらいのことはできますよね、ってことだと思う)。

ここでいう情報とは、企業の売り上げとか新規プロジェクト、採用フロー、個人の日報などです。もちろん、インサイダー情報になるものもあるので扱いに慎重にならなければいけないのですが、社員はおろかインターン生にも見せてしまうのか...といった感じ。その分やはり企業への帰属意識とかも高まるでしょうし、無駄な権限のアレコレをしなくて済んで開発やコミュニケーションの効率が上がります。 強い攻めの姿勢を感じました。

下は歓迎会の様子

サマーインターンの様子

自分は今年から募集開始のR4DのXRコースに参加していました。他のコースとは違い、VR/ARに関するテーマを自分で持ってきてoutputする形式だったので本流のアプリには直接的には関わることがありません。しかしR4Dとしては自分たちが研究している技術領域でメルカリに貢献することを目指しています。

インターンの課題としては、インターン生(4人)それぞれの自由な持ち込み型のものでした。テーマとしては、

  • ARkit2を使ったデジタルペットアプリ(自分)
  • 音声信号を振動に変える触覚デバイスを使ったハプティクス体験の開発
  • Hololensでの人体テクスチャのリアルタイム取得・生成を用いた擬似幽体離脱体験
  • Android端末とUnityのシリアル通信ライブラリの開発とVRアプリケーションの開発

って感じでした。綺麗にテーマがVR/MR/AR/ハプティクスと別れていたのはメンターの@ikkouの計らいか...?

業務

基本的に10時~19時(?だったと思います)ですがわりと前後してました。かなり自由。朝会と夕会以外のMTG的なものは週一の全体会ぐらいで、会議に時間を取られるということは全くありませんでした(メンターさんが忙しそうでしたが)。集中できる環境でした。

インターン同期

チームの同期とよく昼ごはんとか行ってたのですが、ちょくちょく社内イベントで他のチームの同期とも顔を合わせられました。おかげで同期にどんな人がいて、どんなに優秀か知れて刺激になりました。

最終日の発表

さて次に、初日に「成果出してね笑」と言われた成果物発表です。1人約7分の発表で1ヶ月の成果をおさめるのがなかなか難しかったですが、どの人の発表を聞いていても勉強になりました。(とは言っても自分の知識ではアプリ側のフロントやバックエンドなどの話は3割ぐらいしか理解できませんでしたが...)

個人的に面白かったのがAIチームの人たちの発表で、商品の画像から自動で商品タイトルを生成する時に、名詞だけでなく商品固有のキーフレーズを抽出してそれも考慮して生成する、というものがあり感動しました。

そこで感じたのが、やはり自分たち(R4DXRチーム)のやってることはまだまだメルカリのビジネスの上に乗っかってないなと思いました。自分の突き詰めたい技術・世界とメルカリのビジネス領域でうまく合致するポイントを見つけてそこを皆さんに聞いて知って欲しいと感じました。

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発表の様子

こちらも合わせて読んでみてください。

mercan.mercari.com

毎日が楽しい

なんでかって言うと、毎晩どこかしらでパーティやら社内部活やらで盛り上がってるところです。

一番印象に残ってるのがコレ

マグロの解体ショー&流しそうめん大会

...最初は意味が分からなかった。一応プロダクトチーム全体の打ち上げ的な名目だったけどそれ以外の人たちもわんさかいて盛大なパーティになっていました。こーゆーイベントがたくさんあるのも、社内に外国からの社員の方がたくさんいて(それでも全然まだまだ日本人がほとんどですが)、異文化交流の一つの姿なのかなって思いました。

パーティが苦手な人もいるかとは思いますが、個人的にはこれはとてもありがたかったです。というのも、うまく進捗が産めなかった日も、一人で帰って落ち込んだままベッドに入るより、帰りがけに楽しいイベントがあれば明日も頑張ろうってなります。精神的に健全さが保たれました。いのちだいじに。