zawazawa雑記

何も作らずに脳死でVTuberプレゼンシステムを実現する方法

リモートで会議や登壇をする機会が増えましたね。

これを機に自分のプレゼンテーションや画面にキャラクタが常駐するタイプのVTuberシステムを導入しようかなと思ったので、やり方をメモしておきます。ソフトウェアは基本的に無料です。

やれること

  • zoomやmeetとかで自分の顔をキャラにする

  • zoomやmeetとかで自分の顔をはじっこに出しつつ画面共有

環境

流れ

自分の場合はこうやりました。

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シンプルですね。わざわざ図もいらなかったかもしれません。

各種フェイストラッキングアプリ

基本的に顔の向き、アイトラッキング、表情、背景変更などの機能は共通して実装されています。特徴的な違いを下に書いていきます。

パペ文字

  • キャラの胴体の有無が選択できる
  • バイス上でキャラの手をパペットみたいに操作することができる
  • 任意のVRMモデルに対応がしづらい

VTuber Studio(無料版)

  • Live2Dのモデルのみ対応
  • VTuber Studio on PCアプリへのストリーミング(有償版だと時間無制限)
  • キャラがかわいい

vear

  • VRM特化でVRoid Hubと連携機能有り
  • メガネとかのアクセサリやフィルタ機能で盛れる

SHOWROOM V

  • VRM特化。モデル数が豊富。VRoidHub連携有り。ジョイマンアバタがある。
  • ハンドトラッキングが不安定ながら実現されている。ピースとか指差し、バイバイの動作もなんとかできる。
  • 頭の回転に体が追従してしまうのが残念。

OBSの設定

今回はフェイストラッキングアプリとしてパペ文字を使用させていただきました。

自分の顔をVTuber化したい場合

  1. OBSのソースに映像キャプチャデバイスを追加。
  2. バイスを選択してミラーリングする。
  3. OBS-Virtualcamが正常に動作しているならツール > Start Virtual Cameraが出てくるのでそれをクリック。
  4. zoomやmeetで映像のソースをOBSに設定してやる。 f:id:zawazawahtn:20200714222024p:plain

画面共有の際にVTuber化した自分をはじっこに表示したい場合

  1. OBSのソースに映像キャプチャデバイスと画面キャプチャを追加。

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  2. 映像キャプチャの画面を好きな場所に移動&縮小する。

  3. ソースにある映像キャプチャを右クリックしてフィルタを設定しにいく。
  4. フィルタとしてちょうどいいサイズになるようにクロップ/パッドを設定し、さらにクロマキーで背景を抜く。

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  5. 完成〜〜

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  6. このOBSの画面を各種リモートツールで共有するのでが、ミキサーやソースといった余分なウィジェット的なものは表示 > ドックから消すことができます。

更新:リモートツールでこの画面を共有しようとすると、二重にキャプチャ する感じになってしまい、配信先でのfpsがガタ落ちしてしまいました。画面共有ではなく、前半と同様にOBS-VirtualCamを使用した方が良いみたいです。

うーん、痒いところがいくつか

そもそも今回の動機は、リモート登壇中の画面共有時にキャラクタを表示させたい、というものでした。あのイルカみたいに。

VTuberアプリとかフェイストラッキング機能をそこまで追っかけてなかったのですが、今回複数試してみて思ったことがいくつかあるので書きます。

作るか

足りないなら自分で作れってことでもし何か出来上がったら追記します。

最後に

ご意見などありましたらコメントください〜

Unityちゃんを使用しています © UTJ/UCL

いやー新しいUnityちゃんもめっかわになったので使いたいです。